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こんにちは、卍son(マンジスン)です。夏休みを4日間程頂けたので、とりあえず本屋に行って平積みにされていた新しめの本を買い、読了しましたので報告しようかなと思います。時間に囚われずに、一日中リクライニングチェアに座り、お気に入りの紅茶、、、いやコーラを飲みながら優雅な日々を過ごすことができました。

今回、私が選んだ本はコチラ!!!

  1. ゴッホの耳~天才画家最大の謎~ 作者:バーナデッド・マーフィー 訳:山田美明
  2. アナログ 作者:ビートたけし
  3. i 作者:西加奈子

ゴッホの耳~天才画家最大の謎~

まずは、オススメ度★★★☆☆卍的書評キーワードコチラ

「結局、ゴッホが耳を切ろうがどうだっていい。」

かの天才画家ゴッホの「耳切り事件」について様々な噂がある中で、南フランス・アルル地方でゴッホと同じ時代を過ごした人々のデータを収集し、今まで明らかとされていなかったある真相にたどり着くノンフィクション作品。

ここで真相を語ってしまうと、しょうもないただのネタバレブログになってしまうのでやめておく。しかし!!この作品のヤマはそこだけではないのである!作者による詳細な調査を基に、ゴッホが生きた街の風景、そこに住む人々の生活、価値観などが小説風の美しい文体によって生き生きとした姿で伝えられるのだ。最後の方は自然とゴッホに感情移入していたよね。だから「耳を切りたくなるのも分かるよ、うんうん!」てな状態で、結局のところ正直な話、事件の謎なんてどうでも良くなってた。

僕はまだ海外旅行はスペインしか行ったことないけど、次は南フランスもありだな、、、、。

んー、やっぱ、、、とりあえず日本語通じそうなハワイかな(笑)

アナログ

オススメ度★☆☆☆☆卍的書評キーワードコチラ

「タイトルだけでOK。」

今までビートたけしの本は何冊か読んだことあるけど、今回は初めて小説作品に手を出してみました。純愛小説ということで期待して読んでみたんですが、、、正直僕には、、、んー、、、だった。

タイトル通りメールや電話を使わずに、「木曜日に喫茶店で」という約束だけを頼りに付き合い始める男女の恋物語。主人公は設計士事務所でデザイナーなのだが、パソコンでの作業や上司の使うカタカナ言葉が嫌いといった随所に見られる「アナログ」的なこだわりが、話のポイントとなってくる。

しかしまぁ、タイトルだけで想像できる範囲内かなという印象ですね。特に意外性はなかった。ただの年寄りが書いた懐古趣味のロマンチズムかな。飲み会で友人同士で繰り広げられる漫才はさすが面白かった。

i

オススメ度★★★★☆卍的書評キーワードコチラ

「遠くの貧しい子供たちを思い、悲しんでもいいんです。」

自分だけが裕福な家庭の養子になることができた、シリア生まれの女の子が「世界の不均衡」を独りで背負い悩みまくる物語(笑)。

最高!!僕が初めて読んだ西加奈子の小説は「サラバ!」なんだけど、それ以来ずっとファンになってしまっている。皆、少しは気がついているけど無視してきた問題を、西さんは正面からぶつかって何かしらの答えを教えてくれます。

元来僕は、ドヤ顔でボランティアとか募金をやっている大学生が凄く嫌いだった。9.11を悲しみ祈りを捧げていたと思ったら、スマトラ地震の復興支援をし、3.11が起これば一目散にSNSで拡散する。だけど何も起こらなくたって日本には十分な医療や福祉を受けられない人もいれば、難病に苦しむ人も大勢いるだろう。その人たちはスルーしていいの?その一貫性のなさが気に入らなかった。結局、自己満じゃんって。

だけど、良いことであるのは間違いないから、実際お金や支援物資は役に立つから。なんとか僕を納得させてくれる言い訳を誰か教えてくれないかなと。西さんはそれに対する一つの答えを提示してくれました。是非、みんなに読んでほしい。

 

どうでしたか?参考になりましたかね。まだ夏休みを取れていない人は、是非それを使って読書の秋を過ごすのはいかがでしょうか。