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最近ふとソクラテスに興味をもち、とても、とても浅く学んでみました。

興味をもったきっかけがこちら。PRESIDENTの2017年9月号。

10年以上前にニーチェというあだ名を拝命して以来、メアドなんかにもニーチェを一部使ってるのに、実はニーチェのことあまり知らなくて、この前メキシコ旅行中にメールアドレス書いたら、お前ニーチェ好きなの?HAHAHA!って言われても愛想笑いしかできなかったので、これはさすがに勉強せねばという不純な動機で手に取ったこちらの雑誌。

とてもわかりやすかったのだけど、ニーチェ以上にソクラテスの章でえらく感銘を受けてしまった。

「無知の知」という言葉は有名だけど、その意味するところは、

自分を無知と自覚することで、「知」を求め続け「正しく善く生きること」を目指したソクラテス。

「当たり前のこと」、「知っていること」と思い込み思考停止してしまうのは良くないなと最近思っていたので、興味がわいて少し調べてみた。

まずはこちら。岩波文庫の「ソクラテスの弁明・クリトン」

国家の認めない神々を導入し若者たちを堕落させたとして、アテナイの民主派から不敬罪で告発されたソクラテス。死刑を免れる唯一の手段は、自身の弁明のみという状況の中、ソクラテスは一切の妥協を見せず、己の信念を力強く表明する『ソクラテスの弁明』
死刑の宣告を受けた後,国法を守って平静に死を迎えようとするソクラテスと,脱獄を勧める老友クリトンとの獄中の対話『クリトン』

人間はどう生きるべきかという議論がない時代に、善く生きる大切さをはじめて説いたソクラテス。死も知らない故に、死すらも恐れなかったとされるソクラテスの考えに触れられる。古い訳本なので、読み進めるの少し労力をが必要。

ちなみにAmazon prime会員だと、マンガ版がKindleで無料で読めて分かりやすいのでおすすめです。

実はソクラテスは一冊も本を書いておらず、「ソクラテスの弁明」も弟子のプラトンの作と言われている。

ソクラテスは話し言葉の世界の大家で、書き言葉を使うと人間はバカなると言っていたらしい。なのでソクラテスはプラトンの書いた対話篇の中の登場人物として話しているだけで、それがどれだけリアルなソクラテスの本当の言葉だったのか、プラトンの脚色が入った言葉なのかは永遠にわからないのだそうだ。

関連本として、藤田大雪さん著の「ソクラテスに聞いてみた」は、ソクラテスが現代に降り立ち、僕たちの悩み(友達、仕事、お金、恋愛、結婚)に答えていく物語風の自己啓発本で面白い。簡単に読めるので、ソクラテスの考えをよりわかりやすく解釈できる。

 

哲学って意外と身近で、僕たちの生活を豊かにするヒントがたくさん隠れていそう。

次はプラトンにチャレンジしてみる。

(ニーチェ)