[対談] 第1回 東郷清丸×梵・日本の翼

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美味しい日本酒を酌み交わしながら、mandisonとNietzscheが好きな音楽とその周辺について語り合います。第1回は東郷清丸さん。ゆるりとお付き合いください。

 

mandison:対談のお供に日本酒「梵・日本の翼」を用意しました。

Nietzsche:梵って、今まであんまり飲んでこなかったかも。

mandison:美味しさは一級品なのに、割とどこでも手に入るのが梵の良いですね。

Nietzsche:たしかに県外の友達に土産として持っていくのもいいね。

日本酒プロフィール

精米歩合

35%

アルコール分

16度

原料米

兵庫県産(特A地区)契約栽培 山田錦100%使用

使用酵母

KATO9号

 

mandison:では本題に入りましょうか。今回、東郷清丸の新譜「Q曲」について話していきたいと思います。まず始めに、一番良かった曲をいっせいに発表しますか…では、せーのっ!

mandisonNietzsche:L&V!!!(笑)

Nietzsche:ダントツ!L&Vはものすごく今っぽいアレンジで、一気に突き抜けた感じがする。先行シングルだったしね。俗っぽく言うと、車のCMでも流れてそうな(笑)。前作「2兆円」は音楽好きに響く感じ。「Q曲」はもっとマスにも響く感じ。逆に、ここからそっちに振れ過ぎないかが心配だね。

mandison:僕は、シティポップの音楽は少年性っていう点で見ると面白いなと思うんです。Yogee new wavesやcero、never young beachは少年性をぐいぐい感じる。だけど、suchmosとかNulbarichはやっぱり、可愛くない。そういう点で言うと、東郷清丸はどうだろう、、、。どっちっていうのが難しいな(笑)

Nietzsche:「2兆円」のジャケットとかすごく良くて、一見ただのスナップショットなのに、一目見たら忘れないくらいインパクトがあるし、よくデザインされていると思う。自分の売り出し方に対してものすごく意識的なんだと思う。

mandison:たしかに1兆円より2兆円の方がなんか面白いですもんね。面白いというと、今回のアルバムでは効果音をよく使っているなと思いました。前回とは違ったアプローチかなと。

 

mandison:それにしても「2兆円」ってなんであんなに曲が多いですかね。

Nietzsche:サブスクで聴いてると気づかないけど、実はあれは9曲で1つのアルバムで、残りは作品集で幅を示すためだけに入れているらしいよ。

mandison:だとしても作風にまとまりはないですよね。個人の趣味を聴いている感じ。やりたいことがいっぱいあるのだろうなって。通して聴けるのは声が特徴的だからかな。「Q曲」では、それを何とか上手にまとめたって感じですかね。

 

mandison:また「2兆円」の話ですけど。1曲目「ロードムービー」のアンセム感ってすごくないですか?このギターリフだけで。

Nietzsche:そう思って「Q曲」を聴くと、音のバランスもPOPSに感じるね。ギターが全然前に出てこない。L&Vの始まりはギターじゃなくベースだしね。

mandison:「2兆円」はギターロックで、「Q曲」は歌い手に専念している。「2兆円」と「Q曲」は全然ちがう!(笑)

Nietzsche:誰かがプロデュースしているのかな?1人でたどりついたとしたら、すごいね。曲調もリズム主体になっているし、きっと厚海義朗の力もあるよね。

mandison:もしかしてceroになりたいのかなぁ?(笑)だったら、もっと変拍子いれるけどね。