Songs of the week 2019/9/20

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  ちょっと遅めの夏休みがスタートして3日目。夏休みはとにかく南へ向かうと決めているので、今年はボルネオ島のジャングルでこのレビューを書いています。
  ボルネオ島は世界で3番目に大きな島で、マレーシア、インドネシア、ブルネイの3カ国に分割統治された動植物の楽園。
  今回訪れたのはマレーシア領コタキナバルの郊外で、テングザルとホタルとタイガービールに身体も心も満たされまくり。
  青空が妙にくすんで見えるのは、マレーシアとインドネシアの国境で行われている焼畑が山火事になり此処まで煙が流れてきているからだそうで、アマゾンと同じような問題が私たちのアジアでも日常的に起きているのだと学んだり。

  さて、久しぶりの更新になりますが、また定期的に心打たれたアーティスト、楽曲を紹介していきたいと思います。是非お付き合いください。

Ra Ra Riot / Flowers

ニューヨークの5人組バロックポップ・バンド Ra Ra Riotの5枚目のアルバム『Superbloom』から、元Vampire Weekend のRostam Batmanglij がプロデュースした先行シグナル。変わらない生活の中のささやかな喜びを軽やかに歌い上げる、多幸感に満ちたアンセミックな1曲。

Whitney / Friend Of Mine

ギタリストのMax KaracekとドラマーのJulien Ehrilichによるシカゴのインディ・ロック・バンド、WHITNEYの3年ぶりのセカンドアルバムからの1曲。共同プロデューサーに Bradley Cook (Bon Iver、Hand Habits) と、FoxygenのJonathan Rado (Weyes Blood、Father John Misty) を迎えています。弦楽器によるアレンジが素晴らしく、丁寧な音作りでアルバム全体が鮮やかに彩られています。楽曲のテーマは友人との別れ。良いメロディと繊細だけど過不足なく畳み掛けてくるサウンドに涙腺崩壊。

Alex Cameron / Far From Born Again

  オーストラリアはシドニー出身のシンガーソングライターの3枚目から1曲。アルバムのテーマは“the story of a couple balancing sex with contemporary family values”。背景も文脈も全然知らないのだけど、とりあえずジャケットがもう最高で、曲も1回聴いて完全にやられてしまいました。歌詞はかなり救えないのだけど、それをこんなポップなメロディにのせて歌っちゃう背徳的なところも含めて、完全に術中にはまってしまった感じ。

ノンブラリ / 美しい日々

東京の4人組インディーポップ・バンド、ノンブラリが6月にリリースしたシングル。変わらない風景、変わっていく生活。普遍的なテーマをしっとりと、丁寧に纏め上げて、派手さはないけどすっと染み込んでくるような美しい楽曲に仕上がっています。聴けば聴くほど良い、ささくれたハートの修繕に最適。